南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
DUNPHY Walter
他の科目との関連 AとBは同一年度に履修すること。
他学科履修
副題 ユダヤ教からキリスト教へ
講義内容 初期キリスト教思想史Aにおいては、キリスト教成立期から8世紀までのキリスト教思想の発展を概観し、Bにおいては、キリスト教がローマ帝国の国教となってゆく過程において生じたさまざまな問題を、テーマごとに論じてゆきたい。
学修目標 1.ヘレニズム世界に出会ったキリスト教の発展について学ぶ。
2.キリスト教神学で用いる用語を理解できるようになる。
講義計画 次のようなテーマを取り扱う。
A(春)
1〜2 「初期」キリスト教とは
3〜4 ローマ帝国の世界
5〜6 旧約聖書とキリスト教
7〜8 新約聖書におけるキリスト教の思想
9〜10 グノーシス主義
11〜12 新プラトン主義とキリスト教
13〜14 多神論と一神教

B(秋)
1〜2 オリゲネス
3〜4 アリウス主義とニケア公会議
5〜6 三位一体論への歩み
7〜8 三位一体論と救い
9〜10 人間論と救い
11〜12 自由意志
13〜14 ペラギウス主義
評価方法 出席(50%)、レポート(50%)
テキスト プリントを配布

【その他】参考文献:小高 毅  「古代キリスト教思想家の世界」 創文社 1984年
     H. クラフト「キリスト教教父事典」     教文館 2002年
その他