南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
江川 憲
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容  古典ギリシャ語から少し変化した、コイネー・ギリシャ語といわれる聖書のギリシャ語を紹介する。ギリシャ語は語尾変化で文法機能を示すのが特色であるから、これを理解することが肝心である。従って、春学期は主として名詞の変化と形容詞の変化を中心に、秋学期は主として動詞の活用を中心に授業を行う。
学修目標 新約聖書を原文で読むために、ギリシャ語の初級文法を学修する。
講義計画 春学期
 1.ギリシャ発音文字とその発音   2.名詞の性・数・格
 3.名詞の第一変化         4.名詞の第二変化
 5.動詞の時称・人称語尾      6.人称代名詞と指示代名詞
 7.動詞の能動相・現在形・未来形  8.動詞の能動相・未完了形・アオリスト形
 9.形容詞の変化          10.名詞の第三変化
 11.約音動詞            12.ギリシャ語のアクセント
 13.中性名詞の特色         14.能動分詞・不定代名詞

秋学期
 1.動詞の直接法・中動相・現在   2.動詞の受動相・未完了
 3.動詞の受動相・完了       4.動詞の受動相・アオリスト
 5.能欠動詞            6.受動分詞
 7.不定法             8.流音動詞・分離動詞
 9.第三変化の形容詞        10.形容詞の比較級・最上級
 11.数詞              12.不規則動詞
 13.動詞の接続法          14.動詞の希求法
評価方法 講義への参加姿勢(40%)、出席(40%)、レポート(20%)を総合的に評価する。
テキスト 片山 徹著「新約聖書ギリシャ語入門」キリスト教図書出版社
その他