南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
坂井 信三
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  本学科生は、3・4年次に演習(ゼミ)を履修し、4年次には研究プロジェクト論文(いわゆる卒業論文)を作成しなければなりません。2年次の基礎演習は、そのための準備講座です。各担当教員がそれぞれの専門領域で開講するゼミ形式をとります。
学修目標  1年次の基礎演習で学んだ技法を応用し、ある特定の学問領域における問題発見法、効果的な発表、議論の仕方、論文(レポート)の書き方などを身につけます。
講義計画  文科人類学の中心概念である「文化」の概念は、今日、脳科学や進化心理学などのさまざまな隣接科学の展開によって見直しを迫られています。授業ではこれらの隣接科学の成果を学びながら、既成の概念を生産的に組み替えていく柔軟な姿勢を身につけることを目的にします。
 具体的には、隣接科学の成果に関する入門的なリーディングスを輪読し、各自関心をもったテーマについて研究発表をやってもらう予定です。

1〜5 文化人類学における文化の概念をめぐる論文を読み、討論の仕方を学ぶ。
6〜10 隣接科学における研究成果を調べ、発表の仕方を学ぶ。
11〜15 各自が関心をもつ研究テーマについて調べ、研究発表を行う。
評価方法  日常の出席、授業時間内での発言、研究発表で60%、最終レポートで40%。
テキスト  必要に応じてプリントを配付する。
その他