22124 人類文化学演習I、II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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大塚 達朗 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 考古学・文化人類学による食文化研究 |
講義内容 | 共同研究「考古学・文化人類学による食文化研究」を設定し、人類が経験してきた狩猟・採集・漁撈・農耕に関して共同研究とディスカッションを行いながら、受講生に人類が生きてきた環境と人類が築いてきた文化・社会を深く理解できるように指導する。そして、受講生に「人間とは何か」という普遍的な命題について食文化という視点から明確なビジョンを提供する。とくに、実物データを駆使する考古学を通して、500万年前の先史時代食文化から21世紀の現代日本の食文化までというきわめて長いスパンにわたって、食文化の変遷や伝統を習得させることと、東アジア的伝統食(米・雑穀の粒食)と西アジア・ヨーロッパ的伝統食(麦類の粉食)の違いを正しく学ぶことで、21世紀を生きるわたしたち日本人にとって安全な食とは何かという今日的な課題にまで受講生が迫れるように指導することに力点を置く。 |
学修目標 | 文字以外のデータや物質資料が人間理解のためにいかに重要であるかを知ること、また、その重要性を理解するためにはダータ利用者側の知識・信条を深めておく必要があることを知ることなどが目標である。 |
講義計画 | 春学期 1. 「考古学と文化人類学による食文化研究」の春学期ゼミの概括 2〜7.テキストの輪読による狩猟・採集・漁労・農耕に関する知識の修得 8〜10.テーマに基づく発表 11〜12.博物館資料の講習と演習 13〜14.プロジェクトチームの編成 15. 定期試験(期末レポート) 秋学期 1. 「考古学と文化人類学による食文化研究」の秋学期ゼミの概括 2〜5.チーム編成に基づく課題発表 6〜8.狩猟・採集・漁労・農耕に関する知識の再確認 9〜12.資料検索の講習と演習 13〜14.個人の研究テーマ発表 15. 定期試験(期末レポート) |
評価方法 | 出席状況15%、発表15%、小レポート20%、期末レポート50%により評価する。 |
テキスト | 資料を適宜作成して配布する。 |
その他 |