南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
渡部 森哉
他の科目との関連
他学科履修
副題  中南米の文化史
講義内容  先スペイン期に中南米に展開した文化について、通時的に解説する。文化の理解のためは比較という方法が有効であり、比較対象を他の地域か他の時代に求める必要がある。
 この授業では、個別の事例を独立して理解するのではなく、互いに対照させながら、特徴を明確にする。そして、文化と地域の関係性を考えていく。
学修目標  世界には地域によって様々な文化存在する。その文化が形成された背景を知ることの重要性を認め、地域というものも歴史的に形成されたことであることを知る。
講義計画 1.イントロダクション
2.中南米の自然と人間
3.最初のアメリカ人
4.オルメカ文化−メソアメリカの文化(1)−
5.マヤ文化−メソアメリカの文化(2)−
6.テオティワカン文化−メソアメリカの文化(3)−
7.アステカ文化−メソアメリカの文化(4)−
8.チャビン文化−アンデスの文化(1)−
9.モチェ文化とナスカ文化−アンデスの文化(2)−
10.ティワナク文化とワリ文化−アンデスの文化(3)−
11.シカン文化とチムー文化−アンデスの文化(4)−
12.インカ−アンデスの文化(5)−
13.スペイン人の誤解
14.まとめ
 パワーポイントを使用しながら授業を行う。毎回感想・質問を書いてもらい、質問に対しては次の授業の冒頭で答える。
評価方法  出席・平常点20%、小レポート10%、期末レポート70%。
 小レポート:授業のはじめに配布する参考文献リストの中から一冊選び、それを読んで感想文を書く。
 期末レポート:中南米以外の地域を一つ選択し、その地域の文化について中南米の文化と比較しながら考察する。字数は本文のみで4000字以上とする。書き方の詳細については初回の授業で説明する。
テキスト  初回の授業で、参考文献リストを配布する。
その他