南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
吉田 竹也
他の科目との関連 インドネシア文化研究(アジア学科科目)と関連する
他学科履修
副題
講義内容  インドネシアおよびその周辺地域には多数の民族集団が存在している。講義では、とくに資料の豊かなバリを中心として、東南アジア島嶼部の特定地域の社会・文化・歴史について検討することを通して、文化人類学的な地域研究のひとつの具体的な姿を明確にするとともに、個別的地域研究から得られる一般論的問題について考察しようとする。
学修目標  個別社会の歴史文化の検討を通して、一般的な問題の把握を目指す。
講義計画  バリの歴史と文化のあり方を例にとりあげ、また、アジアの他地域の状況にも場合によっては適宜触れながら、観光人類学の可能性と限界について検討する。

1.はじめに
2.観光人類学について
3.バリの概要
4.文化と歴史(オランダ以前)
5.植民地支配(1)
6.植民地支配(2)
7.バリ観光のはじまり
8.観光とバリ文化の活性化
9.バリ芸術文化の創出
10.バリ観光の展開
11.バリ観光の現在
12.観光研究の可能性と限界(1)
13.観光研究の可能性と限界(2)
14.総括
15.定期試験
評価方法  期末試験による。ただし、履修生の受講態度如何によっては、3割を超えない範囲で、出欠とレポートを加味して評価する可能性もある。これについては講義の中であらためて説明する。
テキスト
その他