南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
アッセマ庸代
他の科目との関連
他学科履修
副題 和学・魂学・霊性教育の意識化
講義内容  ホリスティックな死生論では、人間を宇宙的存在としてとらえ、地球という生命体全体と人間との関わりを、ホリスティックな生命論や環境倫理的な視点から検討する。特に自己とのつながりを明確にするためのイメージやアウェアネスを豊かにする体験を重視する。和語によるスピリチュアルケアを問う。
学修目標 ひとの心理研究や近代心理学における人間観・生命(いのちのつながり)観・医のあり方を、以下を通して、問う。
・「ホリスティック」「魂」「死」「生」の領域研究アプローチ法を探る
・現代人としての各人の死生論を探る。
講義計画 ホリスティック生命論ワーク実習(Self awareness)とコンセプトの各自整理と講義(knowledge/information)の場つくりを参加者と協働的に行なう。

(1)(2)ホリスティックアプローチ・生命論的パラダイムシフト
(3)(4)関係性 システム論 相対性 正解のない答え
(5)いのち 宇宙 地球 
(6)(7)西と東のコスモロジー
(8)(9)西洋医学と東洋医療と和のスピリチュアリティ
(10)心身論と心身一如
⑪⑫自己統合
⑬⑭いのり 祈り 医の理  
(医科学と伝統宗教文化の協働:健康/環境/化学薬品と生薬食事と生活文化)

<ホリスティック生命論ワークと「小講義」>を、学生状況で組み込む。
1) 自己風土化awarenessワーク「いのちのイメージと和の死生観」
2) パラダイムワーク「Bio-ethics生命倫理と社会的コンセンサス」 
3) 五感ワーク「communication振舞い かかわりによる医療」
4) いろはワーク「日本語 日本人の身からのことば と死生学」
5) aura=somaワーク「死のイメージ 生産看死と生老病死」
6) 七観ワーク「Life Science & Life Fantasy」
評価方法 ・PF評価
・授業等参加度・レポート・研究発表の総合評価。
・グループ(又は個人)研究・発表への主体的参加。レポートの創意工夫度・出席回数や自己存在感のあるプログラム参画等で評定する。自己評価やフィードバック法も行う予定。
テキスト 文献リスト・VTR・プリント物等適宜提示。
その他 この授業は2コマ連続で行う。
旧科目名「ホリスティック生命環境論I」。