南山大学

 
指定
期間
夏期前半
単位
年次
2〜4
担当者
LONGDaniel
他の科目との関連 言語学概論程度の基礎知識があることが望ましい
他学科履修
副題
講義内容 日本語の話し言葉と書き言葉のデータを通じて、言語の構造やその使用について勉強する。日本語と英語(やその他の言語)を発音、語彙、意味の様々なレベルで比較をして、その共通点・相違点を取り上げる。また、日本語と英語がそれぞれの文化・社会とどのように関係しているかについて共に考えていく。日本の社会言語学の研究成果を徹底的に、批判の目で分析する。具体的な研究報告を取り上げ、どのような理論や枠組みに基づいてか、どのようなデータ収集法を用いたか、集めたデータをどのように集計したか、結果をどのように分析し、解釈をしたか、を考察する。日本語の変化や変異に関するビデオを見る予定。
学修目標 基礎的な社会言語学の知識を養うと同時に、実際のデータの観察力と分析力も身につけること。
講義計画 言語研究の領域、属性とことば、場面によるコード切り替え、敬語の運用、言語行動、社会的ネットワーク、ことばと文化、多言語状況、言語接触、言語変化、フォリナー・トーク、言語意識、母語の獲得、第二言語の習得、言語政策
評価方法 積極的な授業参加(出席だけではなく、授業参加)、試験
テキスト 真田信治&ダニエル・ロング編『社会言語学図集─日本語・英語対照─』(秋山書店1800円)
その他