南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
岡部 朗一 他
他の科目との関連
他学科履修
副題 マスコミュニケーションとしてのテレビメディアの可能性(名古屋テレビ特別講義)
講義内容 名古屋テレビ(メーテレ)の現職役員、社員が毎回講師となって、マスコミュニケーションとしてのテレビメディアの潜在的可能性とその課題を多角的、実践的に論じる。授業では、各講師が報道、制作等の現場体験と専門知識を駆使して、現在放送中の生の素材をふんだんに使いながら講義を進める。岡部朗一は講義全体のコーデイネーションを図り、質疑応答を中心としたディスカッションのファシリテーターとしての役割を果たす。なお、学期途中の水曜日夕方(日時は未定)に「学外授業」として、名古屋テレビ放送のスタジオおよび制作現場を訪問し、自社制作番組ができるまでのプロセスを見学する予定である。
学修目標 本講義を通して、受講者が「メディアリテラシー」(テレビに代表されるマスメディアを主体的、批判的に視聴できる能力)を高める一助としたい。
講義計画 授業では、次のトピックが扱われる予定である。(講義担当者の都合で、トピックの内容と順番が変わる場合がある。)
1. 「この授業のねらい」と「放送メディアにおける地上波テレビネットワークの地位と役割」
2. 「キャスター・アナウンサーの立場から」
3. 「テレビ報道:事件報道と人権」
4. 「テレビ報道:災害報道」
5. 「テレビ報道:海外特派員の役割」
6. 「デジタル時代のテレビ放送」
7. 「ドキュメンタリー番組の現場から」
8. 「スポーツ番組の現場から」
9. 「学外授業」名古屋テレビ訪問
10. 「情報番組の現場から」
11. 「制作番組の現場から」
12. 「これからのテレビについて」
13. 「この授業を振り返って」これまでの11回の講義と1回の「学外授業」を総括する。
14. 「総まとめ」
15. 「定期試験」
評価方法 講義担当者とコーディネーターとの合議により出題される問題(論述式)に関する定期試験(50分) 90%;毎回の授業時に提出する「フィードバック・カード」を基にして行なう出欠調査のデータ 10%を考慮して、総合的に評価する。
テキスト  テキストは使用しない。初回の授業時に「講義概要」を配布し、さらに必要に応じて参考資料としてプリント類を配布する予定である。
その他 要望事項:毎回の授業の中間と最後に設定される質疑応答を中心としたディスカッションには、積極的に参加すること。また、授業時間の制約から、授業時に指定されたテレビ番組のビデオを視聴できないから、指定された番組をあらかじめ視聴しておくか、視聴覚ライブラリーにビデオテープが用意される場合には、それをあらかじめ視聴しておくこと。