南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
富野 幹雄
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容 演習Iにおいては、卒業論文作成に向けて具体的な研究課題を模索し、関連する研究史の整理とデータの集積・分析のスキルを深化させ、今後展開すべき課題を決定する。

演習IIにおいては、演習Iの継続として、卒業論文のテーマと概括的な全体の構成を行い、第一次の草稿の執筆にまで到達するように指導する。
学修目標 演習I
少なくとも卒業論文のテーマに関する基礎知識の習得と文献の収集を完了すると同時に、特定の地域の研究に必要な語学力の涵養にも努める。

演習II
卒業論文の概要を報告できる程度まで、選択したテーマについての研究を深化させること。
講義計画 演習Iは、最終目的である卒業論文の作成を目指す予備的・基礎的局面と位置づけて、以下のような内容の講義を行うものとする。
1.   卒業論文のテーマの設定を目指して、具体的な作業の開始。
2.   受講生のこれまでの研究の蓄積と今後の深化させるべき分野の検討。
3.   選択されたテーマに関する邦文の参考文献の紹介。
4.   選択されたテーマに関する外国語(英語・スペイン語・ポルトガル語)の参考文献の紹介。
5.   受講生が選択したテーマに関する報告。
6.   そのテーマの可否に関する議論。
7〜9. 重要な邦文の参考文献のうちの数点を選択して、読書報告を課す。
10〜13. 外国語の参考文献のうちから重要と思われるものを選択して、講読する。
13〜15. 受講生による中間研究報告。

演習IIは、卒業論文のテーマを設定し、蓄積した収集資料の点検・選択・補足などを目指す最終局面と位置づけて、以下のような内容の講義を行うものとする。
1.   まず、卒業論文の最終的なテーマの決定に際して、資料面と内容面からの可否を検討する。
2.   受講生の研究の蓄積と、なお補足・充実を必要とする側面や文献の洗い出しの作業の具体化の検討をする。
3.   受講生が選択したテーマに関する報告。
4〜5. テーマとその内容の可否に関する議論。
6.   テーマとその内容に関して、資料面からと構成面からの再検討。
7〜8. 6を踏まえて、受講生による報告。
9〜12. 予定として、資料の補足・充実を図るために外国語の参考文献のうちから重要と思われるものを選択して、講読を始める。
13〜15. 受講生による最終構成についての報告。
評価方法 レポートの提出70%と研究報告30%によって評価する。
テキスト とくに指定しない。適宜プリントを配布する。
その他