42507 演習I、II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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加藤 隆浩 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | メキシコに関する文化人類学的研究 |
講義内容 | ラテンアメリカは広大であるばかりか多様である。にもかかわらず、それは時として著しい類似性・統一性を呈する。こうしたラテンアメリカを研究するには様々な方法があるが、この演習では、まずラテンアメリカ諸国のうちメキシコを選び、その文化と社会を通観することからはじめる。もちろん、ラテンアメリカがメキシコそのものではないし、メキシコがラテンアメリカ諸国の縮図というわけでもない。しかし、ここでメキシコを取り上げその国を深く知ろうとするには理由がある。メキシコは世界最大のスペイン語話者をかかえ、 マスメディアを通してその国の社会や文化のあり方が、善きにつけ悪しきにつけ他のラテンアメリカ諸国に伝えられしばしば大きな影響力を持つからである。それともう一つ大きな理由は、その国の社会や文化を集中的に取りあげることで、他の国を見る参照点、つまり比較の対象を手に入れ、より広い視野から考察する視点が養えると考えるからである。この演習では、メキシコの社会・文化的事象を分析しながら、その国の内外におけるダイナミズムを研究する。 |
学修目標 | メキシコの社会と文化を徹底的に学び、メキシコのみならず、ラテンアメリカの他の国々を考察するための基礎を作る。 |
講義計画 | 1回目−3回目 地誌学的特徴 4回目−6回目 歴史・社会・文化(先史時代) 7回目−9回目 歴史・社会・文化(征服期〜独立) 10回目−12回目 歴史・社会・文化(独立〜現代) 13回目−14回目 多民族国家 15回目 統括 |
評価方法 | ゼミへの貢献度、レポートの内容を総合的に判断して評価する。 |
テキスト | スペイン語と英語の文献だが、プリントを配布する。 |
その他 |