42515 演習I、II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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安原 毅 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
講義内容 | 1980年代以降の国際経済のうち、主に低開発諸国にかかわるテーマを取り上げる。具体的には; 1)対外債務危機と石油ショックの関係 2)新興市場諸国の通貨危機、金融危機 3)地域統合の意義:NAFTA, MERCOSUR, 他 |
学修目標 | 卒論発表会や合同ゼミ大会を通じて、パワーポイントも使ったプレゼンの練習に特に力を入れる。したがって普段のゼミ発表でも十分なレジュメの作成が要求される。 |
講義計画 | テキストを輪読してレジュメを作成し、発表してもらう。ゼミでの発表に先立ってEメールで各自の報告、意見を交換し合い、それを元に討論をすすめたい。また12月に開催される名古屋国際関係合同ゼミ大会に向けて、共同研究にとりくんでもらう。 1. イントロ、合同ゼミの説明 2. ラテンアメリカ経済の概説:工業化政策 3. ラテンアメリカ経済の現況:構造調整 4. 構造調整政策の国際比較 5. 年金改革:アルゼンチンと日本 6. 労働政策、雇用政策:ペルーと日本 7. 財政政策:ブラジルの試みと日本への教訓 8. チリの「奇跡」 9. ブラジルにおける社会自由主義 10. 中小企業政策 11. NGO、フェア・トレードの役割 12. 地域通貨の意味 13. 地域統合:NAFTA、Mercosur、プエブラ=パナマ計画 14. 資源ナショナリズムの現実、レポート提出 |
評価方法 | ゼミでの発表による。 |
テキスト | 西島章次、細野昭雄 編『ラテンアメリカ経済論』(ミネルヴァ書房)2004年 内橋克人、佐野誠 編『シリーズ失われた10年を超えて ラテンアメリカは警告する』(新評論)2004年 二村久則、山田敬信、浅香幸枝(編)『地球時代の南北アメリカと日本』(ミネルヴァ書房)2006年 |
その他 |