南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
牛田 千鶴
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 ラテンアメリカ社会論ゼミ
講義内容 ラテンアメリカ社会の特色について歴史的に概観した上で、今日各国で生じている社会問題に関し、貧困・教育・福祉・民族・移民・国際協力といった視点から考察する。
学修目標 ラテンアメリカ社会に関する幅広い知識や情報を基に、同地域への関心と理解を深める。
講義計画 ●春学期:「ラテンアメリカ各国レポート」
・関心のある国を各自が選択し、国の概要(位置・人口・面積・人種構成・言語・宗教・政治状況・経済状況・主要産業など)について紹介する。
・略史年表を作成する。(簡単な解説を付ける。)
・各自の興味・関心に応じてテーマを設定し、それぞれに調べてまとめる。
●夏休みの課題:論文サーチ&レポート作成
・図書館でデータベースを用いた文献検索の講習を受け、その方法を用いて関心ある分野の論文をサーチする。
・欧文(スペイン語または英語)で書かれた論文を3本読み、内容を簡潔にまとめレポートを作成し提出する。(欧文論文1本につき、2本の日本語論文に置き換えることも可。)
●秋学期:基本文献の輪読+「今週のラテンアメリカ」
・『ラテンアメリカ研究への招待』(新評論)の輪読:報告者を立てて1章ずつ読み進め、様々な専門的分野からラテンアメリカの特色を理解する。
・「今週のラテンアメリカ」:各自担当する国を決め、その国で起こった出来事について報告する。ニュース・ソースは必ず、現地あるいは欧米のメディアによるものとする。(スペイン語または英語の新聞・雑誌記事やインターネット配信のTV・ラジオニュースを中心として扱う。)
●春休みの課題:参考文献リストの作成
・卒業論文作成に向けた準備段階として、どのような参考文献が存在するかについて調べ、リストを作成して提出する。
*発表者の報告内容に関し、活発的な質疑応答・議論が行われるよう期待する。
評価方法 発表、レポート、出席状況などを総合的に評価する。
テキスト (秋学期用)国本伊代、中川文雄編著『ラテンアメリカ研究への招待』新評論、2005年。
その他 学内で開催される講演会・研究会等への積極的な参加を求める。