南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
篠田 一夫
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容 今年のテーマは「子供の話すフランス語」です。前半には「パピヨンの贈りもの」という8才の女の子を主人公にしたフランス映画を観てからそのノベライゼーションを読み、後半は「わんぱくニコラ」という、小学生の男の子が活躍するお話しを翻訳します。
これらの作品では、地の文もそうですが特に登場人物の台詞の部分は子供たちが日常話している自然なフランス語ですので、書き言葉のような難解なものではありません。しかし、こうした日常会話に慣れていないと逆に分かりにくいかもしれません。それをいかに自然な日本語に翻訳するかがポイントになります。まずフランス語でその人物が何を言いたいのかをきちんと理解し、それが日本語ではどう表現されるかを考えることで、いわゆる直訳ではない翻訳を学びます。
学修目標 フランス語の原文にしばられず、かつ原文の勢いを失わずに、できるだけ自然な日本語に翻訳できるようになること。
講義計画 1〜2. ヴィデオを使って映画を観る。
3〜8. ノベライゼーションを翻訳する。
9〜14. 子供のお話を翻訳する。
15.   定期試験
評価方法 定期試験の成績による。
テキスト 適宜プリントを配布する。
その他