44426 作品講読 B
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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高畑 祐人 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | イマヌエル・カントの作品から名句を選んで読む。 |
講義内容 | 歴史に名を刻んだ人物の作品には、現在を生きる私たちにとってもヒントになる言葉が数多く散りばめられている。どの言葉も深く考え抜かれた末に絞り出された名句と言ってよいであろう。現代のように深く考えることが困難な時代だからこそ、かえってそうした言葉に触れてみる価値があると言えよう。その意味で、人間が生きる上で関わるほとんど全ての事柄についてとことん考え抜いた哲学者カントの文章はうってつけである。さらにそうした文章は論理的に考えるトレーニングにもなる。本授業では、カントの作品からそうした文章を抜粋してジャンル別に編集したテクスト“Kant f殲 Gestreァte”の中からさらに味わい深い文章を選んで読んで行く。 |
学修目標 | 精確な読解力(書かれている事柄を解きほぐす力)を身につける。 読み取った事柄を論理的に表現する力を身につける。 |
講義計画 | (1) イマヌエル・カントのプロフィル (2)〜(5)知識について〔人間は何をどうやって知ることができるのか〕 (6)〜(8)教育について〔人間はどうやって人間になるのか〕 (9)〜(14)人間としての義務と幸福について |
評価方法 | 出席状況・授業への参加の状況50%、筆記試験50% |
テキスト | プリントを配布する。 |
その他 | とくに注意を要すると思われる専門用語に関しては、あらかじめ訳語の一覧表を作って配付したい。 |