51145 経済演習I
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4 |
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荒井 好和 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 「カイシャ」の支配構造について考える |
講義内容 | もしカイシャに何の規制も課されなければ、カイシャの活動は社会的に望ましいものから乖離する可能性がある。では、誰がどのような規制を行なうべきか。この種の問題は、コーポレート・ガバナンス(企業統治)と呼ばれている。この演習では、コーポレート・ガバナンスに関する入門的な文献を使って、「カイシャは誰のために経営されるべきか」を考える。 |
学修目標 | 1.株式カイシャとは何か、株式とは何かについて学び理解を深める。 2.メイン・バンクとコーポレート・ガバナンス。カイシャを取り巻く利害関係者のうち銀行を取り上げ、 銀行はカイシャの経営者を規律づけられるかについて考える。 |
講義計画 | (春学期) 1〜2.文献リストの配布、報告グループ分け、各種委員の決定 3〜7.株式とは何か 8〜14.株式カイシャの本質 (秋学期) 1〜7.メイン・バンク制とは何か 2〜14.メイン・バンク制とコーポレート・ガバナンス |
評価方法 | 毎回の報告(60%)、夏休み明けのレポート(20%)および終了論文(20%)で評価する。 |
テキスト | 以下の書物の一部を使用する。なお、資料は当方で用意する。 伊丹敬之・藤本隆宏・岡崎哲二・伊藤秀史・沼上幹(編)『日本の企業システム—-企業とガバナンス—』有斐閣、2005年。 日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム(編)『OECD コーポレート・ガバナンス』明石書店、2006年。 |
その他 | 基本的なテキストは上に記した通りだが、これら以外にも、授業目標を達成するためにできるだけ多くの文献を読む予定。知識の蓄積がなければ、「問題発見」も生まれない。 |