南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
櫻井 健吾
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 現代ヨーロッパ経済論
講義内容 統合を強めつつある現代のヨーロッパ経済について、つまり統合のあり方(関税同盟から通貨統合まで)、ヨーロッパ経済の個々の側面(金融・社会保障・労働市場と失業・環境政策など)、個々の国民国家の経済などについて学ぶ。

【学修目標】  現代世界で進行している各地の地域統合の先例「ヨーロッパ連合」EUの経済について知識を深め、同時に経済の専門用語も身につけていくことが、この経済演習IIの目標である。

【授業計画】  経済演習の授業は輪読形式で進められる。毎週3名が発表し、疑問や批判を提起し、他の学生との議論によって問題点を解決していくという形態で授業を進める。授業では下記のテキストを毎週1章ずつ読み進めていくので、その目次を示しておく(抜粋)。
序  現代ヨーロッパ経済を見る眼
第1部 EU統合の展開
 第1章 世界の地域経済統合とEU統合の独自性
 第2章 関税同盟と域内市場
第2部 現代ヨーロッパ経済の動き
 第6章 EU経済と失業
 第7章 ヨーロッパの金融システム
第3部 EU諸国の経済と統合
 第9章 フランスとEU経済
 第10章 ドイツとEU経済
第4部 現代ヨーロッパの国際関係
 第13章 EUと中東諸国
 第14章 EUと対外通商関係
学修目標
講義計画
評価方法 演習では出席は自明の前提とした上で、予習と発表と議論への参加(50点)、レポート(50点)
テキスト 田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治『現代ヨーロッパ経済』新版、有斐閣、2006年
その他