南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
大谷津晴夫
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  老後保障の重要な柱である年金制度の機能と仕組みについて基本的理解を得た上で、少子高齢化・人口減少を背景にした年金改革問題に取り組む。日本における2004年の年金制度改正の内容についても焦点をあてる。
 演習の進め方は、あらかじめ報告当番を決めておいた上で、報告とそれに対する質疑応答を中心に行う。夏休み明けには、「書評またはレポート」(5000字以上)、学年末には「ゼミ修了論文」(8000字以上)を提出する。
学修目標 日本の年金制度が抱える問題点を把握し、改革の方向性について自分なりの意見をもてるようにする。
講義計画 春学期前半:テキスト(1)を輪読し、年金制度の仕組みと問題点の概要を学ぶ
春学期後半:年金の経済学に関する資料・論文を数点選んで輪読する。
秋学期前半:夏期課題の発表
秋学期後半:テキスト(2)を輪読し、2004年年金改正の要点を学ぶ。
評価方法 出席・発表・発言60%、夏期課題20%、修了論文20%により評価する。
テキスト (1) 駒村康平『年金はどうなる』岩波書店、2003年
(2) 厚生労働省「厚生年金・国民年金 平成16年財政再計算結果」2005年
その他