南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
吉本 佳生
他の科目との関連 ミクロ経済学の単位を修得していることが望ましい
他学科履修
副題 ミクロ経済学の金融取引への応用。
講義内容  (1)先物取引・オプション取引・スワップ取引などの金融取引手法、(2)個人やヘッジファンドなどによる資産運用、といったテーマについて、「現実の取引や制度」を知り、「自分で考えるのに使える基礎理論」を学び、「論理的にセンスよく考える能力」を身につけましょう。
学修目標 先物・オプション・スワップのしくみを理解し、自分で計算できるようにする。
講義計画 1.  資産価格の予測のむずかしさ
2.  いろいろな金融資産とリスク
3.  ポートフォリオ理論
4.  先物・先渡取引、スワップ取引
5.  オプション取引の基本
6.  オプション取引の応用
7.  オプション価格と期待値計算
8.  オプション価格と無裁定価格理論
9.  日経225オプション取引の実際
10.  ヘッジファンドによる資産運用
11〜12.行動ファイナンス
13.  個人の資産運用・資金調達
14.  天候デリバティブ
評価方法 期末試験のみで評価する予定ですが、それに加えてレポートを課す可能性もあります。
テキスト 吉本佳生『金融工学の悪魔』日本評論社
その他