南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
4
担当者
赤壁 弘康
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 ファイナンス(金融工学)の考え方
講義内容  昨年度の経営演習Ⅰから引き続き受講生が選んだテキストを精読します。同時に、各自のテーマに従った卒業論文作成指導を並行して行います。
卒業論文作成指導の一環として
(1) 卒業論文作成中間報告会
(2) 卒業論文作成最終報告会
を実施します。
学修目標  「読み」を「書く」という作業に結びつけ、論理的・説得的に思考し、論旨を展開できるようになることを目指します。この作業の最終的成果として、卒業論文を作成・完成させます。
講義計画 (1) テキスト輪読が中心です。テキストでは十分に説明されていない定理の証明や練習問題もできるだけ飛ばさずにフォローするつもりです。テキストの内容に関連する発展的話題も提供します。このために必要な簡単な数学も同時に学習します。
(2) 卒業論文作成のために、受講生各自から提出された下書き草稿を添削指導します。

第1回〜第30回 テキスト輪読(発表・報告、小テスト)、卒業論文作成にかかわる個別指導
そのうち
第15・16回 卒業論文作成中間報告会
第29・30回 卒業論文作成最終報告会
評価方法  テキストの内容が「金融工学」に関連するものになるかもしれないので、このようなトピックス(とテキストに表れる簡単な数学)に関心のある人が望ましいです。何らかの方法で出席者全員に毎回必ず報告・発言を求めます。卒業論文作成指導に関しては、定期的に下書き草稿の提出と中間報告・最終報告の2回のプレゼンテーションを義務付けます(報告会を設定します)。出席・報告と卒業論文提出が単位修得のための必要条件です。
テキスト  受講者のみなさんと相談のうえ決定します。参考までに過去のテキスト選択実績を列挙します。
 2002年度生
   1.木島正明『金融工学』日経文庫
   2.日本政策投資銀行「地域政策研究」
   3.国土交通省『観光白書』
 2003年度生
   1.砂川伸幸『コーポレート・ファイナンス入門』日経文庫
   2.前田昌孝『株式市場を読み解く—大買収時代の備えと憂え—』日経文庫
 2004年度生
   1.小川孔輔『誰にも聞けなかった値段のひみつ』日本経済新聞社
   2.小島寛之『使える!確率的思考』ちくま新書
その他