南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
広瀬 徹
他の科目との関連 消費者行動論
他学科履修
副題 コーポレート・コミュニケーション(CC)の実態
講義内容 商品・ブランドのマーケティングを中心とするコミュニケーション活動(広告・販促活動)とコーポレート・コミュニケーション(Corporate Communication:CC)活動との違いを明確にし、CCに含まれるいろいろな領域について概説します。広報(PR)、インベスター・リレーションズ(IR)、企業の社会的責任(CSR)など、企業コミュニケーション活動に必要とされる条件に就いて理解を深めていきます。多様な側面で企業に関与するグループ/セクター(ステークホルダー)との関係も実際的に解説し、今後社会人となる皆さんにとって参考となるような授業を目指します。
学修目標 企業組織におけるCCの位置づけ・意義について認識を深めます。PR/IR/CSRなど各領域の活動プロセスについて、企業ビジネスの実態と関連づけながら、具体的に把握できる思考力を養います。
講義計画 1.コーポレート・コミュニケーション(CC)とマーケティング・コミュニケーション
  CCの活動領域とステークホルダーの範囲
2.広報(PR)
  1)広報・PRの歴史(日本・欧米比較考察)
  2)企画広報セクションの組織と機能/広報活動の対象と具体的な事例紹介
  3)リスク・マネジメントと広報
3.インベスター・リレーションズ(IR)
  1)IRの必要性と投資家のポジション
  2)IR活動の範囲と実際
4.企業の社会的責任(CSR)
  1)「社会の中の企業」とCSRの意義
  2)企業の社会貢献活動
以上を基本構成としますが、できるだけ実際事例を紹介しながら授業を組み立てます。
評価方法 期末定期試験の成績
テキスト 毎回講義資料を作成し、配布します。(試験は講義資料をもとに行います。)参考資料は、適宜授業の中で紹介していきます。
その他