71531 経営環境論A、B
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選 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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薫 祥哲 |
他の科目との関連 | 経済原論を履修していることが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | ミクロ経済理論に基づいて、環境資源の効率的な利用を考える。また、環境資源管理に関する政策手段とその効率性、そして環境改善がもたらす経済的便益を検討する。環境資源管理と政策の必要性は、多くの場合、資源の所有権の不明確さと生産活動がもたらす外部不経済効果から生じている。実際の環境資源管理を決めていく上で、経済理論及び費用便益分析がなしうる役割とその限界を検討する。 経営環境論Aでは理論的な概念を中心に講義するが、経営環境論Bでは米国の環境規制の事例、特に「大気浄化法」と「水浄化法」における理論と行政政策のギャップなども扱いたい。 |
学修目標 | 何ごとにも費用と便益が発生し、これらを比較検討してはじめて最適な政策が決定できることの重要性を理解する。 |
講義計画 | 経営環境論Aでは以下のトピックスを扱う。 1)環境経済学・生態経済学・資源経済学(イントロダクション) 2)環境の社会選択 3)効用関数 4)パレート効率性と補償原理 5)市場と効率性 6)負の財としての汚染物 7)公共財と負の公共財 8)環境汚染の外部性 9)生産の外部性 10)環境の所有権 11)コースの定理 12)フリーライダーの問題 13)環境税としてのピグー税 14)市場の失敗・政府規制の失敗 経営環境論Bでは以下のトピックスを扱う。 1)空間的な汚染の広がり 2)排出源・レセプター・移動係数 3)排出税と排出許可証取引 4)ストック汚染物と市場での取引コスト 5)排出削減費用の不確実性下での環境規制 6)排出税か数量規制か 7)環境リスクと不確実性 8)賠償責任と直接規制 9)環境に対する需要と支払い意志額 10)環境の利用価値と存在価値 11)ヘドニック価格評価法 12)トラベル・コスト法 13)消費者の環境に対する選好表明 14)仮想評価法調査のデザイン |
評価方法 | 定期試験(100%) |
テキスト | ・C. D. Kolstad(細江守紀、藤田敏之監訳)『環境経済学入門』有斐閣、2001年。 ・T. H. Tietenberg, 2003,Environmental and Natural Resource Economics, sixth edition, Addison Wesley, Inc.,New York. |
その他 |