南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
高橋 弘司
他の科目との関連
他学科履修
副題 従業員(個人)の就業との意識・態度、企業(組織)の従業員サーベイ、および顧客満足に関する調査と分析方法
講義内容 従業員(個人)と組織の接点を探索する場合に最も多用されるのが「意識調査」である。同様に、組織と顧客との間で顧客満足のレベルを明らかにするための調査も最近では不可欠となってきている。この講義では、統計ソフトSPSSを用いて、両者の基礎的な計画と実際の調査データ(企業データ)に基づく様々な統計分析を実習する。
学修目標 (1)意識調査全般に関する基本的な理解と計画
(2)データ解析:記述統計・推測統計・初歩の多変量解析
(3)結果の考察と文書化
講義計画 モジュール1:意識調査とその計画
モジュール2:記述統計(平均値・標準偏差・クロス表・相関係数)
モジュール3:推測統計(平均値の差の検定:七検定・一元配置分散分析)
モジュール4:多変量解析(因子分析・主成分分析・尺度構成・重回帰分析・クラスター分析)
評価方法 途中、2回もしくは3回レポートを課す。出席は必須とする。
レポート点数をトータルで90点とし、出席点をトータル10点とする。
テキスト 未定。SPSSについての基礎テキストを使用する。
その他 進度が速いため、3回以上欠席した場合は内容が理解不能となることがほとんどである。レポートは実際のデータを扱うため、分量も必然的に多くなる。したがって、他講義と比較して単位取得のためには相対的に大きい負担を強いられることになるので注意すること。