81188 国際法総論B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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岡田 泉 |
他の科目との関連 | 国際法総論Aに続けて履修することが望ましい。 国際法各論A・Bも履修するよう希望します。(3・4年次配当) |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | この科目は「国際法総論A]での学習をふまえて学びます。国家間の平和な関係が紛争によって危うくなったときに、国際法は平和回復のためどのような機能を果たすのか、また国家が武力行使に及んだとき、あるいは内戦がおきたときに、どのような対処を考えているのか、といった問題について講義します。 |
学修目標 | 紛争の平和的処理と武力行使規制に関する国際法の規範構造の正確な把握をめざします。 |
講義計画 | 次の各分野について話します。 (1) 紛争の平和的処理(平和的処理の手段、国際裁判の手続、特徴と問題点) 第1〜4回 (2) 平和と安全の維持(戦争の違法化と武力行使の禁止、集団安全保障の仕組みと現実、自衛権の概念と適用例、PKOと軍縮) 第5〜8回 (3) 武力紛争法(武力紛争への法適用、戦闘手段・方法の規制、武力紛争の犠牲者保護、履行確保) 第9〜13回 (4) 中立法(伝統的中立概念、国連の時代における中立) 第14回 開講時に詳しい授業計画を配付する予定です。 |
評価方法 | 期末(定期)試験の成績によるほか、小テストまたは(および)レポートを課したときは、その成績も評価に加えるつもりです。小テスト/レポートを課するときは、テスト実施/レポート提出期限2週間前に法学部掲示板に予告をします。 |
テキスト | 『国際法』(第5版)有斐閣Sシリーズ。 条約集は、国際法関係科目に共通使用するので、必携です。 その他、判例集など、参考書を開講時に指示します。 |
その他 | 講義内容を補うため参考資料となる教材を配付します。必ず出席して説明を聴いて下さい。 |