南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
野口 博史
他の科目との関連 国際政治学Aを履修していることが望ましい。
他学科履修
副題
講義内容  テキストに基づいて、まず国際政治学の主要副領域である対外政策決定論を説明する。主要大国による対外政策決定の結果である20世紀国際政治史を世界全体・日本の対外政策に分けながら説明する。最後に日本・米国・中国というアジア太平洋地域における主要国家の対外政策のあり方・特徴・問題点を理論的に検討する。
学修目標  リアリズム・リベラリズム・急進主義という国際政治学の3主要理論に基づいて、対外政策にいかなる要因が影響を与えるかを理解し、これを現実の対外政策検討を通じて検討する方法を習得する。これを通じて現在の国際事象がどのような動態を持っているのかを理論的に考察することを可能にする。
講義計画 第1週 講義の概要と構成
第2週 対外政策決定における国内要因−1(テキスト6−1〜6−2)
第3週 対外政策決定における国内要因−2(テキスト6−3〜6−5)
第4週 個人と世界政治−1(テキスト7−1〜7−3)
第5週 個人と世界政治−2(テキスト7−4〜7−5)
第6週 国際政治史−1(参考文献)
第7週 日本の対外政策−1(参考文献)
第8週 国際政治史−2(参考文献)
第9週 日本の対外政策−2(参考文献)
第10週 現代日本外交の諸問題-1
第11週 現代日本外交の諸問題-2
第12週 現代米国外交の諸問題
第13週 現代中国外交の諸問題
第14週 まとめ・質疑応答・討論
第15週 定期試験(レポート)
評価方法 出席点50%期末レポート50%の比率で評価を行う。
テキスト ラセット・スター・キンセラ『世界政治の分析手法』(論創社、2002年)。
その他 参考文献−石井修『国際政治史としての20世紀』(有信堂、2000年)。