南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
高橋 真弓
他の科目との関連 会社法A、会社法B、企業法務
他学科履修 不可
副題 敵対的企業買収の日米比較考察
講義内容 日本における近年の敵対的企業買収事案とこれに対する法政策上の対応とを、米国の動向および議論と比較検討した文献を読みます。日米両国における企業買収の動向を比較し、日本における議論の今後を考えます。
学修目標 日米両国における著名な敵対的企業買収事案とこれに関する判例を知り、近年の日本における企業買収の動向は国際的にどう位置づけられるのかを理解できるようになることを目指します。
講義計画 履修者の人数にもよりますが、概ね以下の予定で進行します。最初は逐語訳で輪読していきますが、進度に応じてパラグラフごとに要約する方式も織り交ぜます。随時担当者の側から補足解説を加える予定です。第14回の講義時に本講義で学習した内容に関するレポートを課します。
1〜2. Introduction
3〜5. I. The Deals(UFJ-Sumitomo, Livedoor-Fuji TV, etc)
6〜7. II. The Deal Environment
8〜10. III. Legal Strategies and Adaptation
11〜14. IV. Implications: Delaware's Shadow/Conclusion
15.   レポートに関する個別指導
評価方法 出席および授業の予習を50%、内容に関する講義時の発言を30%、レポートを20%として、評価します。
テキスト 教材は配布しますが、Curtis J.Milhaupt, "In the Shadow of Delaware? The Rise of Hostile Takeovers in Japan", 105 Columbia Law Review 2171(2005)を読みます。英和辞典は各自準備して下さい。
その他 会社法について基礎的な知識があることが望ましいので、会社法Aを履修していない場合は、自身で学習する必要があります。