81411 アドバンスト演習
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選 |
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春学期 |
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4 |
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3・4 |
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副田 隆重 |
他の科目との関連 | 民法関連科目 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 民法解釈上の重要問題・重要裁判例の検討 |
講義内容 | 民法(借地借家法等一定の特別法を含む)の財産法および家族法に関する重要なテーマにつき、法的な分析能力、評価能力、表現能力の増進をめざして、裁判例を中心に解釈学的なトレーニングを行なう。 |
学修目標 | 民法の基本的なしくみを理解し、基本的な事項や裁判例についての知識・理解を確認し、論理的な思考力、分析力、表現力を高める。 |
講義計画 | 以下の2通りのやりかたを併用する。(1)広く民法の分野における個別課題の検討、(2)課題問題についてのグループでの検討。 前者については、特に特定の分野に限定することなく財産法ないし家族法の中から適宜のテーマや重要判例を選択して、判例・学説の状況を踏まえて解釈論を学習する。2年次までに履修の分野を中心とするため、債権法総論以外のテーマが扱われる。(2)については、事前にあるいは当日示される設問について、数人のグループで解答案を作成し、発表して質疑応答を行なう。 具体的には(1)を中心としつつ、適宜のインターバルで(2)のやり方を併用する。 [当面の予定] 1. オリエンテーション 授業の進め方の説明、報告の割当 2. 課題問題のグループでの検討(1) 3〜5. 不法行為法の論点(1)使用者責任の検討 6. 課題問題のグループでの検討(2) 7,8. 不法行為法の論点(2)監督義務者の責任 9〜11. 不動産売買契約書の検討 12. 課題問題のグループでの検討(3) 13〜15. 不法行為法の論点(3)過失相殺 16. 課題問題のグループでの検討(4) 17〜20. 賃貸借関連の論点(1)(2) 21. 課題問題のグループでの検討(5) 22〜24. 時効取得関連の裁判例 25. 課題問題のグループでの検討(6) 26〜28. 遺留分に関する裁判例の検討 29. まとめ |
評価方法 | 授業中の取組みにおける態度(個別の報告のほか、グループ討議における役割分担やその評価を含む)、レポート、小テストなどを総合評価。 |
テキスト | 開講時までに知らせる。 |
その他 | 担当者が07年秋から在外研究に出るため、春学期で終了、毎週2回で開講される(4単位)。 |