南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
3・4
担当者
田中 裕明
他の科目との関連
他学科履修
副題 経済の基本法である独占禁止法を学ぶ─各論─
講義内容 ・民法(契約法)と経済法─契約自由の原則による秩序機能と限界─
・共同行為の規制
・不公正な取引方法の規制
以上を講義の柱とする。
学修目標 1.競争制限行為に対する市民法原理の在り方(限界)を理解する。
2.カルテルをなぜ禁止するのかを理解する。
3.不公正な取引方法とは何か、いかなる行為類型があるかを理解する。
4.独占禁止法実現の手段について理解する。
講義計画 1.私的自治と競争制限行為
2.共同行為の規制(カルテルの禁止)(1)
3.共同行為の規制(カルテルの禁止)(2)
4.共同行為の規制(カルテルの禁止)(3)
5.行政指導と不当な取引制限
6.事業者団体の活動規制
7.不公正な取引方法の規制(1)─総説─
8.不公正な取引方法の規制(2)─差別的取扱い─
9.不公正な取引方法の規制(3)─不当対価・不当な顧客誘引─
10.不公正な取引方法の規制(4)─事業活動の不当拘束─
11.不公正な取引方法の規制(5)─取引上の地位の不当利用・取引妨害等─
12.独占禁止法のエンフォースメント
13.適用除外の概要
14.まとめ
評価方法 試験を行い、その成績を以って評価する。(100点満点)
テキスト 久保成史・田中裕明『独占禁止法15講』(中央経済社 近刊予定)
最新の六法を必ず持参すること。
その他