南山大学　シラバス検索用

他の科目との関連
他学科履修	不可
副題	刑事訴訟の現代的課題を考える
講義内容	刑事訴訟法の特定のトピックについて、代表的な論文を取り上げて輪読し、議論することによって、トピックに関連する法律問題を検討していきます。それを踏まえて、日本の刑事裁判や刑事手続のあり方を考えていきます。
学修目標	刑事訴訟法の現代的な論点について、代表的な論文を読むことによって、より高度な法律学の論理を学びます。法律学の論文を読むことによって、どのように法律の論理を展開していけばよいのか、そして、その論理の背景にある考え方や、疑問の提起の仕方、議論の仕方を学びます。
講義計画	１.捜査法—おとり捜査　２.捜査法—所持品検査　３.被疑者弁護　４.黙秘権　５.刑事免責　６.国際化と違法収集証拠　７.訴因と訴訟条件　８.迅速な裁判　９.科学的証拠と証言科学　10.自白　11.伝聞法則　12.　日本型の刑事訴訟　13.刑事裁判と市民参加　14.刑事訴訟の将来像　15.まとめ（レポート提出）
評価方法	授業の参加と発言70％、レポート30％によって評価します。
テキスト	資料を適宜配布します。
その他	刑事訴訟法の授業を履修していることが必要です。