南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
奥山 倫明
講義題目 仏教の根本思想
開講キャンパス
講義内容 いわゆる普遍主義的宗教のひとつとして理解される仏教は、神学的関心から諸宗教の神学を構想する際に、検討対象のひとつとして無視し得ない。この授業では、基本図書の読解、議論を通じた理解を通じて、仏教の根本思想を把握することを目指す。
学修目標 ・歴史上のブッダにさかのぼる仏教の思想の根本を、基本図書を比較検討しながら抽出する。
・ブッダの時代背景、仏伝、ブッダの思想、仏教思想の現代的な意義について、理解を深めることを目指す。
・各受講者の関心をふまえて、仏教に関する神学的理解をまとめることを試み、受講者間での討議を通じてそれぞれの理解を検討し、練磨する。
講義計画 1、時代背景
2、仏伝
3、ブッダのことば
4、ブッダの思想
5、ブッダの実践
6、原始経典(1)
7、原始経典(2)
8、原始経典(3)
9、仏教思想の現代的意義(1)
10、仏教思想の現代的意義(2)
11、仏教思想の現代的意義(3)
12、仏教に関する神学的理解の討議
評価方法 授業への参加様態(40%)と、発表・討議(30%)、期末レポート(30%)による総合評価
テキスト 中村元編『原始仏典』筑摩書房、1974年
『ブッダのことば スッタニパータ』岩波文庫、1984年
『仏教の思想1 知恵と慈悲 ブッダ』角川文庫、1996年
その他