南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
l口 吉隆
講義題目 キリスト教倫理の固有性
開講キャンパス
講義内容  倫理とは何か、キリスト教倫理の固有性はどこにあるのかを考察する。人間の自由と意志、良心と根本的決断に基づく人間的行為がどのように行われるか、その行為を行う人の責任倫理と人間形成について研究する。さらに、キリスト教倫理における徳の意味について考察する。徳と倫理の関係を人間形成の視点から探究し、ギリシャ思想を背景にして初代と中世におけるキリスト教的理解を深め、現代生活における徳の意義を再検討する。
学修目標  一般的な倫理とキリスト教倫理の関連性を学びながら、キリスト教倫理の固有性がどこにあるかを具体的問題を考察するなかで明らかにできるようにする。
講義計画 1)聖書における倫理の展望
2)キリスト教倫理の固有性
3)人間の人格性と責任の倫理
4)人間の自由のキリスト教的理解
5)人間的行為と根本的決断
6)良心と人間の人格形成
7)徳の倫理のキリスト教的理解
8)法のキリスト教的理解
9)人間の罪と回心と救い
評価方法 出席・研究姿勢40%及び最終レポート60%による総合評価
テキスト 講義録及び適切な文献をテーマごとに指示する
その他