92654 研究指導III
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必 |
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春学期 |
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大塚 達朗 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
講義内容 | 専門誌に発表しうる論文(full article)が執筆できるようになることをめざして、指導を行なう。研究テーマの選択とその研究領域全体における位置付け、先行研究の調査と独自の視点からの考察、議論の展開と導かれる結論のさらなる帰結の検討等、論文執筆に必要なスキルを高度なレベルで身に付けさせる。受講者は、学会発表、国内外の専門誌への投稿を行ない、研究者としての活動を開始する。 日本考古学領域における研究指導を行なう。層位論と型式論という考古学における根本的方法論の発展を旧石器時代・縄紋時代・弥生時代・古墳時代において概観した上で、型式編年論を放射性炭素年代測定法や年輪年代測定法及び歴年代論との関係で検討する。さらに、型式編年論が前提とする漸進的変化観・異所的布置観の以外の必要性を原理的に説明し、非漸進的変化や同所的布置から文化記述を試みる意義にも焦点を当てつつ、研究指導を遂行する。 |
学修目標 | 記載考古学と社会考古学を架橋する型式学を学ぶ。 |
講義計画 | 1〜4.受講者の研究領域において記載考古学としてのテーマを設定させ、事例の検討をおこなう。 5〜8.受講者の研究領域において社会考古学としてのテーマを設定させ、事例の検討をおこなう。 9〜14.記載考古学と社会考古学双方の事例検討が連携性をもつようにスキルをチェックする。 15. まとめをおこなう。 |
評価方法 | 期末レポート100%により評価する。 |
テキスト | 必要に応じて配布する。 |
その他 |