93138 東南アジア社会研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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小林 寧子 |
講義題目 | 東南アジアのイスラーム法 |
開講キャンパス | |
講義内容 | 世界のムスリム人口の2割が居住する東南アジアでは、イスラームはそれぞれの国民国家の枠内で個別の展開を見せると同時に、イスラーム世界全体の動向と連動する問題も抱えている。本講義では、イスラーム世界を知る鍵であるイスラーム法が、現代の東南アジアでどのように適用されているかを考察する。イスラーム法の成文化にいたるプロセス、また成文化された法の内容、さらにそれぞれの国の国法体系においてイスラーム法がいかなる位置に置かれているのかを検討する。 |
学修目標 | イスラームの「グローバル性」と「地域性」に関する問題へのアプローチを修得する。 |
講義計画 | イスラーム法と慣習(法)、ムスリム婚姻法の制定、イスラーム司法、公的ファトワ、イスラーム法学思想等の問題を、特にインドネシアとマレーシアを比較して考える。 |
評価方法 | 講義における発表報告と学期末の小論文により評価する。 |
テキスト | M. Quraish Shihab, Perempuan, Penerbit Lentera Hati, Jakarta, 2005. |
その他 |