南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
宮川 佳三
中野 涼子
講義題目
開講キャンパス
講義内容 「国際関係」に関する特定課題演習分野においては、特に19世紀から20世紀半ばまでのアジア(北東アジア・東南アジア)における国際関係の状況を歴史的に考察する。特に、日本とアメリカの動きに注目しながらアジアの平和と安定のための地域の枠組みを考える。
学修目標 複雑な地域と言われる北東アジア・東南アジアの国際環境の有り様を19世紀から20世紀半ばまでを中心に考察し、21世紀における地域の安定・平和の枠組みを考える。
講義計画 前半では、20世紀前半期の東アジアにおける日本とアメリカの関係の変化——友好から敵対、そして戦争へ——を、後半では、同じ時期の日本とアジア諸国との関係の有り様・変化を、受講者に資料(主に英文)を読んでもらい、報告・討議する。
1.ヨーロッパの東アジア進出:アヘン戦争
2.ペリー航日とアメリカ:膨張主義のアメリカ
3.明治維新・近代化・日清戦争
4.米西戦争とアメリカの門戸開放政策
5.日露戦争と日米関係の新展開、そして日英同盟
6.第一次世界大戦と国際連盟・ワシントン会議
7.満州事変と日米関係の悪化
8.19世紀の帝国主義と日本
9.日本の「公式」「非公式」帝国
10.「家族国家」と同化主義
11.日本帝国主義下の台湾
12.日本帝国主義下の朝鮮
13.南洋諸島の委任統治
14.過去の歴史と現代のアジア
15.総括:アジア・太平洋戦争の意義
評価方法 クラスへの関わり方・貢献、報告、レポートによる。
テキスト 各担当者が配布する英文・和文の資料を使用する。
その他