南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
武田 悠一
加藤 隆浩
講義題目
開講キャンパス
講義内容  グローバル化にともなう世界の一体化による文化の差異の希薄化と、思想・宗教の相違がもたらす対立と緊張といった現状を踏まえながら、各領域に閉ざされることのない領域横断的な視座を含めながら、国際社会における文化と思想の特質に関する理論的枠組みを考察する。総論を理論的に扱うのではなく、各論を積み重ねる実証的研究方法を提示する。
学修目標  現在の文化・思想研究にとって重要な理論を個別に検討し、そのコンセプトを理解すると同時に、受講生の研究テーマにふさわしい方法論の確立を目指す。
 専門とする地域、学問分野にのみ関心を集中させるのではなく、さまざまな情報のアンテナを張り巡らし、より広い学際的視野に立ち具体的な社会・文化的現象を考察できる力を養う。
講義計画 1)イントロダクション
2)構造主義
3)ディコンストラクション
4)フェミニズム
5)ジェンダー批評
6)ポストコロニアリズム
7)クィア理論
(以上、担当:武田)

8)国境のあちらとこちら
9)言語の重さ
10)混乱と秩序
11)フィールドワークの落とし穴
12)民族表象と歴史
13)近代医療のグローバル化
14)まとめ
(以上、担当:加藤)
評価方法 レポートの内容による。
テキスト 演習の中で指示する。
その他