南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜
担当者
花井 敏
講義題目 日本経済が直面する課題
開講キャンパス
講義内容 本講義では、現在の日本経済が直面するさまざまな問題について、まず現状分析を行い、直面する課題を探り当て、可能な解決策を検討することを目的とする。取り上げるのは、農業問題、資源・環境問題、人口の減少と高齢化問題、日本的雇用慣行の変貌、潜在成長率の低下にまつわる問題、財政赤字の問題、などである。これらの問題については、マスコミなどを通じて広く議論が行われているが、本講義で明らかにされるように、それらの議論には独断や偏見が充ち満ちている。できる限り独断や偏見を廃し、「科学的」に分析することが本講義の目的である。
学修目標 日本の食料と農業に関する議論や、資源・環境問題については、広い関心を集めているものの、無知に基づく偏見と誤解が満ちている。日本経済が直面するさまざまな問題について、できるだけ「科学的」にアプローチすることを学ぶ。
講義計画 第1週      イントロダクション
第2週〜第3週  日本の食料と農業を考える
第4週〜第5週  資源・環境問題の考え方
第6週〜第7週  人口の減少と高齢化の何が問題か
第8週〜第9週  潜在成長率の概念と問題点
第10週〜第11週  日本的雇用慣行の変貌
第12週〜第13週  財政赤字の何が問題か
第14週      消費のイノベーションと経済成長
評価方法 クラスでのディスカッション30%、小テスト30%、レポート40%。
テキスト 用いない

【その他】学部レベルの経済学全般(特に、計量経済学)を履修した受講者が望ましい。
その他