95334 研究指導
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必 |
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通年 |
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4 |
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2〜 |
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櫻井 健吾 |
講義題目 | 西洋経済史研究(ドイツ産業革命) |
開講キャンパス | |
講義内容 | 西洋経済史を専門的に勉強するこの演習は、特にドイツ産業革命を中心テーマとする。現代の産業社会の起源は産業革命ないし産業化にある。産業社会がいつ、どのように成立したのか、この問題を把握することは現代の理解に不可欠な作業である。 この研究指導では、昨年の演習に続き、上記の講義内容をさらに深化させていく。 |
学修目標 | 経済史の演習に所属する学生は、なぜ、経済学のなかに歴史研究があるのか、歴史的研究にどのような価値があるのか、はっきり認識しなければならない。そのうえで自分の個別研究テーマを発見していく。そのためには、以下の目標を掲げて、この演習を進めていく。 1.ドイツ産業革命に関するドイツ語文献が読めるようになること。 2.ヨーロッパの産業革命に関する基本的な日本語文献を読み、その全体像を把握すること。 3.ドイツ産業革命のなかから、自分の研究テーマを模索すること。 4.論文の書き方、注の付け方、参考文献の探索の仕方など論文作成に必要な基本的な技術を身につける こと。 5.研究指導では、昨年の演習に続き、上記の学修目標をさらに深化させていくこと。 |
講義計画 | 上記の目標を達成するため、毎週の講義では、現代ドイツの経済史学界を代表する学者の著書と論文を読み進めていく。学生には、そのための完璧な予習が要求される。その講読のなか、学生はドイツ産業革命の全体像を把握し、自己のテーマを発見し、論文の書き方も学ぶことができるようになる。 この研究指導では、昨年の演習に続き、上記の授業計画をさらに深化していく。 |
評価方法 | 出席、予習、発表、レポート |
テキスト | Clemens Wischermann und Anne Nieberding, Die institutionelle Revolution in Deutschland, Stuttgart 2004. 【その他】この研究指導に参加するには、ドイツ語の基本的知識(最低でもドイツ語検定3級)を前提とする。 |
その他 |