南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
担当者
南川 和充
講義題目
開講キャンパス
講義内容 マーケティング・マネジメントとはターゲットの顧客を満足させるような取引の実現を通じて企業の目標を達成するように企業が努力するプロセスであり、それは市場機会の分析・マーケティング戦略の開発・マーケティングプログラムの計画・マーケティングエフォートの管理の4つのステップよりなる。授業ではこのステップ順に体系的にマーケティング・マネジメントを解説する。マーケティング・リサーチ(データ分析実習)、マーケティング・サイエンス、ミクロ経済理論に基づいた分析も積極的に取りあげる。また、ケースによるディスカッションも行う。
学修目標 戦略的マーケティングの基本的な考え方や分析手法を修得し、マーケティング戦略の現代的課題を抽出して論理的に理解する能力や、戦略的思考に基づき問題を解決する能力を身につけることを目標とする。
講義計画 春学期(マーケティング・リサーチ)
1.マーケティング・リサーチ・プロセス
2.問題の設定、リサーチのデザイン
3.データの収集、質問表調査
4.標本データの要約、整理
5.分散分析(1)
6.分散分析(2)
7.重回帰分析(1)
8.重回帰分析(2)
9.ロジスティック回帰分析
10.因子分析
11.多次元尺度法
12.クラスター分析
13.コンジョイント分析
14.分析課題レポートの作成
15.レポート試験

秋学期(マーケティング戦略)
1.マーケティングの基本発想
2.企業戦略・事業戦略とマーケティング戦略
3.市場機会の分析と戦略策定
4.消費者行動とマーケティング戦略
5.市場細分化とターゲット市場の選定
6.差別化とポジショニング
7.プライシング戦略(1)
8.プライシング戦略(2)
9.競争地位とマーケティング戦略
10.製品ライフサイクルとマーケティング戦略
11.ネットワーク外部性とマーケティング戦略
12.インターネット・マーケティング戦略
13.サービス企業のマーケティング戦略
14.分析課題レポートの作成
15.レポート試験
評価方法 定期試験30%(期末レポート試験)、提出物30%(ケース・レポート等の課題)、プレゼンテーション30%(業界分析、戦略分析の課題)、クラスへの貢献度10%(クラス討議への参加度や発言内容)

【参考文献】フィリップ・コトラー著『コトラーのマーケティング・マネジメント ミレニアム版』ピアソン・エデュケーション、2001年。
古川一郎・守口剛・阿部誠著『マーケティング・サイエンス入門』有斐閣、2003年。
成生達彦・丸山雅祥著『現代のミクロ経済学』創文社、1997年。
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