南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
VOLPE Angelina
他の科目との関連
履修対象学科
副題  文学と映画における平和と正義の問題
講義内容  21世紀は異なる文明、宗教、イデオロギー、国家の争いとともに始り、人類の「よき将来」への期待が裏切られているのではないだろうか。しかしヘルドラインとともにハイデガーはこう言う。「危険なところにこそ救いも大きくなる」。善の無いようなところにこそ、このような印象は善の存在の証しとなる。
本講義は、映画と文学を通して、希望が去ってしまったかに見える中近東の情勢の中に、善の「種」を探す。
学修目標 1.あまり知られていない映画や文学に触れることにより、グローバリゼーションは皆が同一のものになる
  ということではないことを理解すること、
2.中近東における諸問題の分析を通して、平和というかけがいのない価値観を考察すること。
講義計画 1・2映画はハリウッドだけではない
3・4イラン・イラク映画を紹介する
5・6戦争と兄弟愛の詩人、G.ウンガレッティを読む
7・8中近東の記者の声を聞く
9・10パレスチナ・イスラエル映画の紹介
11・12G.リヴァ『平和と砂漠』を読む
13. 学生発表
14. まとめ
15. 定期試験(レポート)
評価方法  定期的な宿題と発表、最終レポート。
テキスト  プリント配付
その他  この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)