南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3〜4
担当者
チェ スンホ
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容  韓国・朝鮮語の初級文法をすでに習得した学生を対象とし「習う韓国・朝鮮語から使う韓国・朝鮮語」を志向する科目である。さらに高度な文法的知識を得ると同時に、生の韓国・朝鮮語に実践的に対応できるような運用能力を養成する。したがって、口頭表現力、聴解力を養成するための授業ではできるだけ韓国・朝鮮語を用いる。
学修目標 「韓国・朝鮮語を活かす」である。
講義計画 この授業では初級韓国・朝鮮語の学習を通して得た文法的知識に基づく口頭表現力および聴解力の養成を目指す。授業ではできるだけ韓国語を用いて行い、「習うより慣れよ」の原則に従って学習する。発音や文法にこだわらずに、言いたいことを現在の能力を駆使して表現する姿勢と能力を養う。対話の相手がだれであるかに応じた異なる文体の表現を使えるようにする。
学習事項は、次のような表現形式である。(ただし、順不同。時間の都合により項目の出し入れもある)
 1)疑問…知りたいことを相手に尋ね、またそれに答えるための種々の表現形式を学習する。疑問形式は対話において最も重要な役割を果たし、ヴァリエーションも最も豊富であるので、特に重点を置いて練習する。
 2)否定…陳述を打ち消すための表現形式を学習する。
 3)感嘆…感情を込めて表現するための形式を学習する。
 4)依頼・指示・禁止…相手に何かをさせよう、あるいはしないようにするための表現形式を学習する。
 5)願望…自分がやりたいことを相手に伝える、あるいは相手の願望を尋ねるための表現を学習する。
 6)勧誘・提案…相手と共同して何かをしようというときに用いる表現を学習する。
 7)意志・予定…意志や予定を表す種々の表現に習熟する。
 8)推量・推測…出来事を推し量るときの表現形式を学習する。
 9)引用・伝聞…他人の言説を別な人に伝えるときの表現形式を学ぶ。
 10)可能・不可能…能力の有無、許可のあるなしを表す表現を学習する。
 11)自己紹介…他人に自分を紹介するための表現形式を学習する。
 12)紹介…他人を紹介するためのさまざまな表現形式を学習する。
 13)出会いと別れ…さまざまな出会いと別れの場面に用いられる表現を学習する。
 14)約束…人と何かを約束するときに用いる表現を学習する。
 15)定期試験(筆記)
評価方法 口頭表現への参加度(30%)、定期試験(70%)などに基づき、総合的に評価する。
テキスト プリント教材

【注意事項】日韓辞典を必ず用意すること。
その他