南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
池上 久子
他の科目との関連
履修対象学科 総合政策
副題
講義内容  秋学期入学の留学生を対象として実施する基礎体育Bである。日本での生活にも慣れ、気が緩みがちな時期となる。規則正しい生活習慣の必要性を説き、適度な運動を継続的に行うことは健康の維持増進に役立つことを理解させる。そして、学生時代ばかりではなく、将来の社会や家庭生活においても身体活動の必要性を学ぶ。将来の健康管理につなげるための生涯スポーツについて習得させるとともに、現在の日常への応用をもはかるものである。
学修目標  基礎体育Bは、実技科目であるから基本的に授業に出席し、実際に身体を動かして学習を行うこと自体に意味がある。したがって出席は最も重視されるべきものである。基礎体育Bは授業期間を通して健康の維持、増進に身体活動の有用性を理解することを目指す。
講義計画 基礎体育Bでは、健康・体力づくりに重点をおいた種目、生涯スポーツ・運動技術学習に重点をおいた種目、スポーツコミュニケーション等に重点をおいた種目等、それぞれの特徴を持ったスポーツ教材のうち、時限ごとに1種目を選択して授業を行う。留学生にとっては体験したことのないスポーツ種目が多く、基礎的な技術を学ぶ。

第1週 フィットネス:トレーニングルームのスポーツ施設を利用した体力づくり
第2週 フィットネス:トレーニングルームのスポーツ施設を利用した体力づくり
第3週 テニス:基礎的な技術の習得
第4週 テニス:テニスを経験したことのない学生は簡易ルールによるゲーム、経験者はゲームを楽しむ
第5週 卓 球:基礎的な技術の習得
第6週 卓 球:卓球を経験したことのない学生は簡易ルールによるゲーム、経験者はゲームを楽しむ
第7週 ゴルフ:基礎的な技術の習得
第8週 ゴルフ:ケーマンボールを用いた簡易ゲームを楽しむ基礎的な技術の習得
第9週 バドミントン:バドミントンを経験したことのない学生は基礎的な技術の習得、経験者はゲーム
           を楽しむ
第10週 バドミントン:バドミントンを経験したことのない学生は基礎的な技術の習得、経験者はゲーム
           を楽しむ
第11週 タッチフットボール:ゲームを楽しむ
第12週 タッチフットボール:ゲームを楽しむ
第13週 バスケットボール:ゲームを楽しむ
第14週 バスケットボール:ゲームを楽しむ
第15週 まとめ
    天候によって異なることもある。
評価方法  基礎体育Bでは、出欠席が評価に大きく影響する。スポーツの実践を通じて体力の増進や技術レベルの向上をねらいとしているが、運動技能(成果)の評価は重要ではなく、各個人の学習への取り組み方(過程)を重視して評価される。11回以上の授業に出席があった者のみを評価の対象とし、欠席時数が4回を超える場合は、欠席過多の「S」による不合格となる。出席50%,受講態度と技能50%の割合で評価する。
テキスト  適宜資料を配付する。
その他  体育実技を受けるにあたって適した服装、シューズを用意すること。