06111 異文化との出会い (文学にみる異文化受容)
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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淺香 幸枝 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 児童文学における異文化受容──比較文化社会論の視座から── |
講義内容 | 児童文学作品の存在は近代社会において発達したものであったが、それは、子どもに最初に異文化を受容させる機会を与えている。本講義では、日本やスペイン語文化圏における児童文学を主に取り上げながら、児童文学を通しての子どもの異文化受容のあり方を分析する。 |
学修目標 | この授業で達成すべき目標は以下の事項である。 (1)絵本などの児童文学作品が子どもに異文化理解をする際の重要な役割を果たすことを理解すること。 (2)大人と子どもの違いを認識し、社会人となる前に自分の社会で果たすべき役割を熟考すること。 (3)異文化への寛容の精神・共感の術を学ぶこと。 |
講義計画 | 1.はじめに この講義の全体の流れと範囲 2.なぜ今児童文学なのか? 3.「子ども」について ・「子ども」の誕生 ・社会の発展段階と子ども 4.「児童文学」について ・昔話と再話 ・よい児童文学とは 5.児童文学における家族の役割について ・親と子 ・祖父母と孫 6.児童文学における子どもと社会について ・社会の中の子ども 7.児童文学における妖怪たち 8.児童文学における未来への勇気と希望 ・私に最も影響を与えた児童文学は何か? ・作品の社会的文化的比較 9〜12.わたしたちの夢を思い出してみよう:学生の発表 13.講義の総括と討議 講義全体の復習 14.授業内容に関する質問 15.期末試験 レポートで代替 |
評価方法 | 成績は発表などの授業への積極的な参加状況(30%)、毎回の小レポート(30%)と期末レポート(40%)を総合評価する。 |
テキスト | プリント配布 |
その他 | 資料:世界の児童文学作品、ビデオなど この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A) |