南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
藤原 道夫
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容  現代の経済・社会の中での、「勤労者像」や「勤労意識」の変遷について講義する。現代における雇用労働や職務満足についての一般理論を学んだ後に、日本の混乱期から現代までをいくつかの時期に分け、労働観の変遷について、企業の側面と勤労者の側面とから分析する。
学修目標  雇用労働、動機付け理論、職務特性理論、コミットメント理論および第二次世界大戦後の日本の労働状況に関する基本的概念を理解すること。また、戦後日本の企業経営発展について各段階の特徴を理解すること。以上のように、基本的概念を理解した上で、労働観を変化させる変数について知見を深める。
講義計画 1.現代社会における雇用労働
2.人びとは「何のために働く」のか?
3.疎外理論と行動科学
4.動機付け理論の展開
5.職務特性理論
6.職務満足と職務充実
7.組織へのコミットメント
8.戦後日本の企業社会の展開
9.戦後混乱期の労働観
10.労使関係の再編と高度経済成長
11.減量経営による動揺
12.「ゆとりの時代」の家族、地域、社会
13.勤労意識の弛緩と拡散
14.個人のキャリアと労働観
15.定期試験
評価方法 定期試験100%により評価する。
テキスト 田尾雅夫『会社人間はどこへいくー逆風下の日本的経営の中でー』(中公新書)中央公論社、1998年。
        榊原清則『経営学入門「上」』(日経文庫)日本経済新聞社、2002年。
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)