南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
酒井 博世
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容  小、中学校においては02年度から、高校においては03年度から新学習指導要領が全面実施された。本講義は、新しい学習指導要領の下での教育実践上の課題、とりわけ最大の争点になっている「学力」形成をめぐる諸問題を軸にしながら、今求められる「学力」とは何か、「学力」形成上の実践的課題は何かなどについて、考察する。
学修目標  カリキュラム編成の基本原理、教育方法の変遷、学習指導要領改定の背景、新学習指導要領の基本的特徴、子どもの学習意欲喪失状況の理解、学習意欲回復に向けての教師の役割などについての基本的認識を獲得する。
講義計画 1.カリキュラム編成原理とその現状─学習指導要領の問題点
2.学力とは何か(1)学校教育が提供すべきもの
3.学力とは何か(2)学力形成の課題
4.カリキュラム編成をめぐる諸課題(1)教育の基本構造とカリキュラム
5.カリキュラム編成をめぐる諸課題(2)教育目的の変遷
6.カリキュラム編成をめぐる諸課題(3)日本における教育目的
7.カリキュラム編成をめぐる諸課題(4)各教化の目的
8.カリキュラム編成をめぐる諸課題(5)教育方法の系譜(1)
9.カリキュラム編成をめぐる諸課題(6)教育方法の系譜(2)
10.カリキュラム編成をめぐる諸課題(7)現代における教育方法の諸潮流
11.学力低下論争とカリキュラム編成
12.学習意欲喪失の現状と課題(1)問題の所在
13.学習意欲喪失の現状と課題(2)学習意欲創造を目指して
14.予備
15.試験
評価方法  期末試験による。講義時にミニレポートを課すことがある。これも評価の際に考慮に入れる。
テキスト  特に指定しない。随時参考資料を配布する。
その他