11145 総合政策プロジェクト研究III・IV
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必 |
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春学期 秋学期 |
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遠藤 宏一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 地域と自治体から考える日本の公共政策と財政の再構築 |
講義内容 | 現代の政治経済システムを、公(公権力)と私(民間=市場)との関係を客観的にみれば、先進工業国、発展途上国、旧・現社会主義国を問わず、ますます「公私混合経済」体制としての特徴を強めている。しかもそれを公共部門の側からみると、絶えざる膨張インパクトを受けて財政ストレスや財政危機は慢性化している。こうした状況の下で、今日「新しい公共性」概念や現代的公共政策とは何かをめぐる議論が大きく高まり、税財政構造改革のあり方も問われている。その意味で、本研究では、公共部門のガバナンスシステムの変貌を実証的にトレースしつつ、特に我々の生活に身近な存在である自治体(コミュニテイ−市町村−府県)や地域の問題を取り上げることを通して、新しい公共性論と公共政策の再構成を行い、国・地方を通しての行財政改革のあり方を考えてみたい。 |
学修目標 | 春学期は各自が定めた研究テーマに基づいて、基礎的な理論・方法論をさらに深めるとともに、独自に資料収集や文献学修を通し研究ノートづくりをおこなう。 秋学期からは論文の書き方の指導も含めて、卒論完成に取り組んでゆく。 |
講義計画 | (注)○内は授業コマ数 3年次の最後の段階で、各自に卒論としてが取り組みたいテーマ・研究計画を考え始めてもらい、春学期には参考文献・資料収集やフィールド・ワーク等の取り組みを開始してもらうが(グループによる調査・研究も可)、その一方で、研究テーマの第一次集約に基づいて、問題意識を共有しうる適切なテキストに基づく演習を続ける(春学期(1)〜(7)、(8)〜⑭各自のテーマ報告と資料収集の確認)。 その後、夏合宿で卒論テーマの最終決定と研究計画の確認(第1次プランの検討)を経て、秋学期からは具体的に卒論作成指導にはいる((1)〜(4)各自の卒論第2次プラン報告討論、(5)〜(8)第3次プランの報告、(9)〜⑫最終プラン報告、⑬・⑭卒論の形式チェック)。 |
評価方法 | 出席状況と学習態度・意欲の積極性(50%)、及び期末ごとに各自の学習や調査研究にもとづいた成果のレポート(50%)等の総合評価。 秋学期は卒論の評価による |
テキスト | |
その他 |