11643 経営労務論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜 |
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藤原 道夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 現代労務論の領域について概観した後に、組織内における従業員の位置を定義する「格付け」のシステムとしての人事制度の意味について考える。人事制度としての年功制度や職能資格制度について講義し、これらの人事制度と給与制度、教育訓練制度、人事考課制度との関連について論じる。また、日本企業が重要視している自由なローテーションを確保するための仕組みについても考える。 |
学修目標 | 経営管理の中では個別の1機能である人的資源管理の役割をまず理解する。他の機能別戦略との関係を理解した上で、利害関係者、環境条件、人的資源管理政策の選択肢の幅について理解する。また、人的資源管理が目標とするものを理解する。人的資源管理の概念枠組みを理解した上で、従業員からの影響、人的資源の流れ、報酬制度、作業制度などを個別に理解していく。外国と日本との比較を通じて、実際に観察される制度が、ひとつの選択肢を選択した結果であるということを理解する。 |
講義計画 | 1.経営機能と人的資源管理機能 2.ホワイトカラーとブルーカラー 3.現代社会のおける人的資源管理機能の重要性 4.現代企業における人的資源管理機能(1) 5.現代企業における人的資源管理機能(2) 6.従業員からの影響(1) 7.従業員からの影響(2) 8.人事制度 9.雇用ポートフォリオ 10.人的資源の流れ(1) 11.人的資源の流れ(2) 12.報酬制度(1) 13.報酬制度(2) 14.まとめ 15.定期試験 |
評価方法 | 定期試験の結果(100%)にもとづいて評価する。 |
テキスト | 今野浩一郎『人事管理入門』(日経文庫)日本経済新聞社、1996年 |
その他 |