南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
野呂 昌満
横森 励士
他の科目との関連 実習科目の「プログラミング実習I」と連動する。
他学科履修 不可
副題
講義内容 情報通信学の基礎として、情報通信システムおよびプログラミングに関する基礎知識とその使用技術を学ぶ。情報通信システムに関連する知識としてコンピュータとコンピュータシステム、および、コンピュータネットワークシステムの構成・動作原理について学ぶ。文書作成、電子メイルの送受信、Webによる情報検索・発信の仕組について学ぶ。プログラミングでは、現存のコンピュータの動作原理を素直に反映して設計されたC言語を用いて、手続指向によるソフトウェア作成の基礎を学ぶ。プログラム記述のための基本構文要素について例題を通じて学ぶ。
学修目標 1.コンピュータとコンピュータシステムの動作原理を理解している。
2.コンピュータネットワークシステムの構成・動作原理を理解している。
3.コンピュータを使って文書作成ができる。
4.電子メイルの送受信の仕組、Webによる情報検索・発信の仕組を説明できる。
5.連接、選択、繰り返しを使ったプログラムを作成できる。
講義計画 第1週 コンピュータシステムの構成・動作原理
第2週 電子メイルシステムの構成・動作原理
第3週 オペレーティングシステム
第4週 ファイルシステム
第5週 プログラミングの基礎
第6週 整数演算
第7週 条件分岐1
第8週 条件分岐2
第9週 繰り返し処理1
第10週 Webの構成・動作原理
第11週 繰り返し処理2
第12週 繰り返し処理3
第13週 総合演習1
第14週 総合演習2
第15週 定期試験
評価方法 講義の終りに小テストを行なう。定期試験として筆記テストを行なう。小テスト、定期試験結果をもとにプログラミング実習Iと連動して成績を評価する。実習のレポートをすべて提出し、実習の単位取得条件を満たすことがこの科目の単位取得の必要条件となる。小テストについては代理提出等の不正を発見した場合は不合格とする。
テキスト 木村広、Linuxによる情報リテラシー、科学技術出版
清水忠昭、菅田一博、C言語のススメ、サイエンス社
資料を講義時に配布またはweb pageに掲示。
その他 これからのすべての講義の基礎になる重要な科目なので積極的に取り組むこと。ソフトウェアの作成は考える事に加えて、自ら手を動かしてプログラムを作らないと身につかない技術である。まず、講義を良く聞き、内容についてよく考え、それを実習で積極的に実践する事が必要である。適当に講義を聞き、実習では他人のプログラムをまねてレポートを提出するだけで間に合わすという態度では、決してプログラムを作れるようにはならないということを心して取り組んで欲しい。

この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する。(D)、(E)