32516 情報数学特別講義
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜4 |
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佐々木 克巳 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 数学的帰納法、数列の漸化式に代表される帰納的定義を用いた考え方を学ぶ。この考え方はプログラミングにおける再帰呼び出しと密接に関連している。講義では帰納的定義の例を多く取り上げ、例ごとに再帰呼び出しを用いたプログラミングに翻訳する訓練を行なう。プログラミングの部分は実習形式とし、実際にプログラムを実行することも行なう。 |
学修目標 | 1. 自然数上の関数を帰納的に定義する方法を理解している。 2. 集合を帰納的に定義する方法を理解している。 3. 帰納的に定義された集合の上の関数を帰納的に定義する方法を理解している。 4. 関数の帰納的定義とプログラミングにおける再帰呼び出しの関係を理解している。 5. 帰納的定義とデータ構造の関係を知っている。 6. 式のいくつかの表現方法を理解している。 |
講義計画 | 【授業計画】 第1週 数学的帰納法と数列の漸化式(復習) 第2週 第3週 自然数上の関数の帰納的定義(基本形) 第4週 第5週 自然数上の関数の帰納的定義(計算効率) 第6週 自然数上の関数の帰納的定義(関数列と2変数関数) 第7週 集合およびその集合上の関数の帰納的定義 第9週 第9週 文字列変換の帰納的定義 第10週 第11週 式の表現とその変換の帰納的定義 第12週 集合の帰納的定義とリストの宣言 第13週 第14週 リスト構造と帰納的定義 第15週 定期試験 |
評価方法 | レポートと定期試験により評価する。より具体的には、定期試験欠席の場合はX、定期試験(50点満点)で30点未満の場合はFとし、それ以外の場合、レポート50%、定期試験50%により評価する。 |
テキスト | 担当者がプリント等を配布する。 |
その他 | この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する。(C)、(D)、(E) |