南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2
担当者
熊木 建郎
他の科目との関連
履修対象学科
副題 「福音書」に見るイエス・キリストの姿と教え
授業概要  南山大学の教育、研究の基礎をなすキリスト教的ヒューマニズムを身につけるために、キリスト教の歴史やその中心的な教えを旧約聖書・新約聖書に基づいて考察する。イエス・キリストの人となりやその教えを理解することにより、人間の文化的活動の根底にある宗教的ヒューマニズムを学ぶ機会を提供する。
学修目標 新約聖書の中の「福音書」とは何かを知り、そこに伝えられているイエス・キリストの生涯と教えについて学ぶ。
授業計画 1〜2.『聖書』についての解説。
    旧約聖書とは?新約聖書とは?福音書とは?共観福音書とは?  
3〜7.最初の福音書と考えられているマルコ福音書を見ながら文学としての福音書の構造とイエスの生涯の描き方の関連について説明し、その内容を解説しながら読み進んで行く。
8〜10.マタイ福音書の一般的解説を行なった後、
    5章〜7章の「山上の説教」を読み、イエスの教えの意味とその特徴、また、現代的意義についても考察する。
11〜12.ルカ福音書の一般的解説を行なった後、
    10章の「善いサマリア人」、 15章の「放蕩息子」など
    この福音書固有の有名なたとえ話を読み、その意味について考える。
13.  ヨハネ福音書の一般的解説を行なった後、
    13章の「新しい掟」の意味について説明する。
14.  まとめ
評価方法 授業への参加、授業中の意見発表(口答と記述)などを80%、期末レポートを20%」とする。
テキスト 『新約聖書』(こちらで準備)、プリントなどの配布物
その他