南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
アッセマ庸代
他の科目との関連
履修対象学科
副題 生命いのちと論理ことば Holistic Self・Care
授業概要  本講義では「人間の尊厳」を教育ないしはそれを包含する文化活動一般の領域から考察する。そのために、現代の教育理論と教育システムにおいて人間がどのように捉えられているかについて、また人格形成のための有効な方法について学び、現代の教育事情の問題点とこれからの課題を「人間の尊厳」との関連から考察する。また、個人や社会を啓蒙する文化の領域、たとえば文学や芸術・科学・医学において人間の問題がどのように扱われているかを検討する。
学修目標 〇自分のいのちのことばで生きる という学問形成・文化形成を自己形成の中で意識する。
授業計画 1オリエンテーション 実習「生命の旗」 講義:自己内在の生命観・いのちの主語は何?
 教室空間の神人知情意の位置・知識と智恵 
2生命倫理Bio-ethicsの幕開け期1970科学年代のアメリカ
  VTR「カレンの死」医学・自然科学・法学・社会科学・宗教界
 生命倫理・死生観が生まれる「医療場面ことばの関係場」
3「Holisticホリスティック」に人や生命体系を見るアプローチ:自己と医科学NBM EBM
 実習「生命体からのメッセージ:いのちのつながりMAP」
4実習「生命史・自分史からのメッセージ:「いのちとことば」
 親子のいのち論・日本人の生命観:4月5月親子でのインタビュウ記
5生命論4つの視点:生・産・看・死、あなたの生命倫理・死生観が生まれる(シュミレーション)  
 GR実習「生きる産む看取る死ぬるいのちに私ならこんな風に言う」
6Medical assertion work:和語による生命の響き・いのちのイメージ
 実習「いろはワーク」Life Fantasy(人の物質性・精神性・霊性とは)
7Medical assertion work:生命の責任・生死の尊厳・価値
 GR実習:「正解のない答えと社会的コンセンサス」
8Medical assertion work:「医の会話場面:自己のことば遣いにある生命観」
9Holistic Self Care: Holistic Life生命観(円還型自己統合)といのちの学習法
 (授業の位置付け「生・産・看・死」各場面意思決定へのコンセンサス 発表準備、レポート構想)
10 【生】 role-play法による意思発表と研究報告 
11 【産】
12 【看】
13 【死】
14/15 まとめ 教育/文化における人間生命の尊厳と論理の特徴(生命科学論と和学)
ライフ・サイエンスの結界とチャレンジ
あなたにとっての「いのち」の課題/自己論理:日本の生命の学問形成へ
ユニークルポ「私の生命いのち論ノート」(Life ScienceとLife Fantasy)
評価方法 出席・参画度50%、レポート・提出物等50%。
「ことばによる生命論の言語化」はファイルの創意工夫度、出席回数並び自己存在感のあるプログラム参加度、また自己評価等で評定させて頂く。
テキスト 文献表リスト、プリント物、VTR等、適宜提示。
その他